イタリア旅行
2014/01/13~20のイタリア旅行記録です。訪問先はミラノ、ベローナ、ベネチア、フィレンチェ、バチカン市国、ローマの実質5日間の駆け足旅行記
トイレが窮屈で、男の小用トイレは2つか3つしか、男の行列はヨーロッパでも初めての経験であった。
しかし、バチカン市国の無料トイレやローマのテルミニ駅のトイレもは綺麗で広かった。
☆フィレンチェのストリートミュジシャンにコイン一個、 ☆ローマの将来が楽しみななミュージシャンにコイン一個、 ☆ローマの地下鉄構内で、演奏が上手な親子のミュージシャンにコインを二個。
☆ミラノエマエマヌエーレ2世アーケードの子供たち ☆ベローナの子供たちはお茶目
☆バチカン市国のガイドもおしゃれ ☆女性ではこんなイメージが多かったかな?
☆フィレンチェでは髪をなでポーズを撮ってくれた愛嬌のある娘たち
☆ローマコロッセオ付近の信号で撮影OKをくれた自転車の若妻
☆ベローナ円形闘技場外壁を犬連れの男
☆フィレンチェのベッキオ橋をパトロール女性警官。
☆ローマのパトカーは、音響を二つ使ったけたたましい音だった ☆ベローナのトラムとやたら多いミニ乗用車
☆道路が狹いイタリアにぴったしのミニ乗用車が多く、日本でもピッタリ
☆昼食はすべてスーパーで済ませた。ローマテルミニ駅そばのConadCitySM
☆ベネチア広場とパンテオンの間にあるCarrefourExpressSM
ミラノドゥオーモの体積はフランスのボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目の広さ
広さもバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目でその大きさに度肝を抜かれた。
ドゥオーモには135本の尖塔は荘厳であった。内部も荘厳だった。
イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで名づけられたこのアーケードの真ん中に、青いタイルで囲まれた牡牛のモザイクがあり、その股間部分がやや窪んでいる。
この窪みに踵を合わせてクルリと一回転すると幸せが訪れるの伝説があり、旅行者がひっきりなしに回転している。わたしと女房もそのご利益にありつこうとやって見た。
ベローナのエルバ広場のそばに、ロミオとジュリエットのジュリエット銅像とバルコニーがある。
ロミオとジュリエットを読んで行ったが、バルコニーは小さく、ロマンは生まれてこないチャチなつくりであった。
ジュリエッタの銅像は乳房を若い男女が二人で触るので銅がピカピカになっていた。
ベローナのブラ広場に古代ローマ時代の屋外闘技場跡地。はじめは闘技士による人間同士の闘技が主流であったと考えられているが、2世紀頃からは人間対猛獣の競技が多く催されたらしい。
外側しか見られないが、2世紀に作ったとは思われない維持と管理にさすがイタリアと感心した。
ベネチアには三回目の訪問であるが、今回は仕事ではないので、新鮮な気持ちであった。今までは電車だったので、ベネチアまでは直通で行けたが、今回はバスなので手前の駐車場から船でベネチアまで行った。
ベネチアは車も自転車も入れないので、うっかりして轢かれる心配がない。おなじみの光景であるサンマルコ広場
サンマルコ寺院の建物内は、黄金に煌く壁や天井と、祭壇には2,000個もの宝石が埋め込まれた黄金の衝立があるが、完全に撮影禁止なので残念であった。外側は荘厳であった。
ベネチアで行きたい場所を出発前に読んだ「ベネチアミステリーガイド」で見つけた。それは、南のサンマルコ広場よりリアルト橋を経て北西の端にあるベネチアゲットーである。
自由時間は2時間しかないので、女房と速足で行ってきた。可哀想なのは女房で初めてのベネチアなのに、サンマルコ広場周辺の建物を見ただけで、速足でベネチア市内を通過するだけの観光であった。
ベネチアゲットーは高い塀に囲まれた狭い地域にあり、今でもユダヤ人が生活をしているらしいが、中にはレストランしか確認できなかった。
塀の外壁には射殺場面、収容場面など7枚の小型と大型のモニューメントがあった。
フィレンチェのミケランジェロ広場は、フィレンチェの有名観光場所が見渡せる高台にある。
フィレンチェのアカデミア美術館の入り口。ミケランジェロの傑作で肉体美の『ダヴィデ像』がある。
本物は撮影禁止だったが、さすがに息を飲むほど立派な彫刻であった。
左はミケランジェロ広場のダビテ像のレプリカ。右はシニョリア広場のダビテ像のレプリカ。彫刻は男の一物がむき出しだが、嫌らしさは感じなかった。
ダンテの神曲を読書中であるが、その作者のダンテが住んでいたところ ☆サンタ・クローチェ教会の左横にある彫刻のダンテ像
フィレンチェのドオーモ(大聖堂)は、20年前に見たイメージより小さい感じがした。それはヨーロッパのあちこちの大きな教会を見ているから、大きさの感動が少ないのかもしれない。
でも、聖堂としては世界で4番目に大きく堂々たるものだった。400段の狭い階段を登ってドオーモの丸天井まで行ったが疲れた。
フィレンチェのドォーモ(大聖堂)の内部だが、大きさが表現できない左
ドォーモ隣にある礼拝堂の黄金の天井画は目がまばゆかった。右
フィレンチェのピッテイ宮殿内にあるパラティナ美術館で、ラファエロの「小椅子の聖母」を見た。
フィレンチェのウフィツィ美術館は、予約がなくても2番入り口でチケットの購入ができた。
フリー時間に4箇所の美術館を駆け足で巡ぐるので、ヴィーナスの誕生、聖母子と二天使、受胎告知だけを見た。写真は両サイドが回廊になっているウフィツィ美術館の外観。
フィレンチェのベッキオ橋は、橋の上が両側とも貴金属の店が並ぶので有名なところである。
一眼レフで写真に夢中になる人は、スリのターゲットになるが、近くにずっと寄り添う人がいるので、ショルダーバックを前に掛け直し、睨んだら立ち去っていった。あとで、他の人に狙われていたねと言われた。
バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂は、4世紀に創建された世界最大の教会建築らしい。内部に入るのに30分以上の行列を余儀無くされた。
教会内の撮影禁止がある中で、撮影もフリーで感動した。建造物、彫刻や絵画類及びデザインに、世界最大級が実感できた。特に無料開放が素晴らしいので2回も行ってしまった。
内部の大きさと素晴らしさは写真でうまく表せない。こういう場面が10箇所近くある。
バチカン市国の衛兵はスイス人に固定されている。イケメンが多く貢物も多いという。
ローマのトレビの泉は、後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝えがあり、投げるコインの枚数によって願いが異なる。
投げ入れられたコインを探して見たが、あまりなくて、投げ入れるポーズだけが目立っていた。想像していたより泉が大きく、レスピーギのローマの噴水が浮かんできた。
ローマのスペイン広場は幅の広い階段なのでスペイン階段と言った方が良いみたい。
ローマのカラカラ浴場跡は、人気がないのか?高い入場料なのか誰もいない馬鹿でかい空間であった。
茶色の石遺跡、芝生と松の緑、そして青空にパソコンの壁紙が想像でき、しばしベンチで景色を堪能できた。
個性的な松が多いことから、レスピーギのローマの松を思い出した。
ローマのコロッセオは観光地の中でも、バチカンに次ぐ人気があるのか?、観光客でいっぱいであった。
ツアーで外側だけは見たのだが、フリーで再訪問し内部をゆっくり見た。45000人も収容できた広さで、残存部分も多く、グラディエーターが浮かんできた。
内部の一番上段を丸く一周できるようになっていた。紀元前に45000人も収容できたので広い
広いヴェネツィア広場は、ヴェネツィア宮殿に面したので名付けられた。
ヴェネチア宮殿正面。屋上には力強い彫刻が立ち並んでいた。
パンテオンは、130年ごろに再建され、さまざまなローマ神を奉る万神殿であった。
市内の中に突然現れるこの建物は、柱と荘厳な空間が素晴らしかった。パンテオン内部も無料で公開され広かった
ローマのナヴォーナ広場中央には、4つの大河(ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川)を擬人化した彫像の噴水型のオベリスクがあり、それぞれの擬人から噴水が噴き出すようになっていた。
真実の口は、ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁に飾られている。
手を口に入れると、偽りの心がある者は、手を抜く時にその手首を切り落とされ伝説がある。
高知のはりまや橋と同じようながっかり感があったが、行列を作っていた。
ローマのテルミニ駅は陸の出発窓口になっており、列車がひっきりなしに出入庫があった。二本しかない地下鉄の交差駅で、トラム、バスの発着場でもある。
ローマ観光で6ユーロの地下鉄、トラム、バスが乗り放題のOnDayTicketを購入して、地下鉄とトラムを多用して観光地を巡った。
ローマに地下鉄が二本しかないのは、地下を掘ると遺跡が次から次へと出土するので、バスとトラムを中心となるそうだ。
☆ミラノのドオーモで高い天井にあったキリスト像 ☆フィレンチェのドオーモにあったキリスト像 ☆ローマパンテオンにあったキリスト像
☆ベネチアの郵便ポスト ☆フィレンチェの郵便ポスト ☆バチカン市国の郵便ポスト
イタリア観光は、燃費込み、全食事付きなのに13万円と安かったので、同じ時期に予約していた観光をキャンセルして行ってきた。
6emイタリヤ北部とローマ及びバチカン市国だけだが、実質たった5日間では超有名なところを一時間ほどでみるだけなので、蟻がゾウの一部を触ったに等しい。今回が4度目のイタリアで、見るところはほとんど同じだがその雑感である。
イタリアはさすがに歴史を感じさせる遺跡や名所旧跡に恵まれている。その遺跡たるや、紀元前後が多いのに、みんな大きく見応えあるのである。比較的新しい建物である教会はどこでも建物が大きく天下一品であった。どこでも無数の彫刻や天井画に感嘆の声が出るほどであった。特にフィレンチェやローマは、もっとゆっくりじっくり観光したいと思うほど、観光地の量と質であった。
交通は狭い道が多いので小さい車が圧倒的だが、日本ではたまににしか見られない二人が乗るだけのミニ乗用車が多かった。バス路線やトラムが多く非常に便利であった。
全食事付きなので安いところが多いと思うが、結構美味しかった。前菜がほとんどパスタなのだが、日本ではそれで済むくらいの量があり、私はメインをいつも半分くらい残し、主食のパンも食べなかった。
どこも食事の前に飲み物を注文するのだが、それはヨーロッパで一番高く、出費構成比が高かった。
人間の愛想は良さそうに見えるが、スペインやオランダの屈託ない笑顔とフレンドリー性には勝てなかった。男性が女性に声をかける機会は、言われている程でもなかった。
一方、何も改善しなくとも観光客は来るので、お互いにサービスを競い合うことがなく不満も多かった。
まず外国はどこでもトイレのお粗末さはあるが、イタリアはヨーロッパでもワースト一位を誇れる。何しろ、男の小用トイレでも便器が二つか三つしかなく、男がトイレで並ぶのである。それも隣り同志が狭く、斜めになって用を足す人もいた。
ホテルのサービスでwi-fiは無料で使えたのは一回だけで、あとは全部高い有料であった。それならと街に出てファーストフードに行ってもwi-fiの設置がないのである。いつも安いツアーしか行かないのでしょうがない面もあるが、wi-fiサービスはヨーロッパでも低い評価をあげたい。
フリー時間がたくさんあったので、用意したのは200円のMapswithMeというオフラインの地図だが、この機能には驚いた。訪問する場所はマークをつけていたが、現地で現在位置機能が充分作用して、自動車と同じように案内してくれるので、どんな細かいところでも迷わず行けたのである。それもGoogleと比較して必要な情報量が多く、地下鉄、バス、トラムの駅も細かく表示され、現在地近くの行きたい場所検索も素晴らしい出来栄えであり、うれしくて観光の楽しさも倍増した。
突然だが自宅の熱帯魚が気になっていたが、設置した自動給餌器のおかげで、一匹も異常を起こさず元気だった。毎日点検と掃除を欠かさない水槽だが、8日間放置した水槽には、カビがたくさん生え、水草の成長でジャングルの様相に驚いた。